ギックリ腰の予防
ギックリ腰の予防

「急に腰が動かなくなった」「朝、顔を洗おうと前かがみになったときにピキッ!」
そんな“ギックリ腰”は、実はちょっとした毎日の心がけで予防できることをご存知ですか?
ギックリ腰(急性腰痛症)は、腰の筋肉や靭帯に急な負荷がかかることで起こります。
筋肉の柔軟性不足や、疲労・冷え、体の使い方のクセなどが重なると、ちょっとした動作で発症しやすくなります。
今日からできるギックリ腰予防のポイント
1.朝イチの急な動きは控える
寝起きは筋肉がまだ固まりやすい状態。
起き上がる前に布団の中で軽く体を伸ばしたり、腰を左右にひねる体操を取り入れましょう。
2.長時間同じ姿勢を避ける
デスクワークや運転などは、1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすのが効果的です。
3,腰とお腹(体幹)をバランスよく鍛える
無理のない範囲で、簡単な腹筋運動やスクワットもおすすめ。体幹が安定すると、腰への負担が減ります。
4.重い物を持つときは“しゃがんで持ち上げる”
腰だけを曲げて持ち上げるのではなく、膝を曲げて体全体を使うことでギックリ腰予防につながります。
5.お風呂やストレッチで体を温める
血流をよくして筋肉の柔軟性を保つことも大切です。
ギックリ腰は「突然起こるもの」と思われがちですが、日頃のちょっとした習慣でリスクを大きく減らせます。
もし、腰に違和感や軽い痛みが出ているときは、無理をせず早めに体を休めたり、専門家にご相談ください。
毎日を元気に過ごすためにも、今日からできるセルフケアを意識してみましょう!